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系統
しょうぶの種類は1000種類を超えると言われています。今も次々に新しい品種が発表されており、それぞれに特色と変化があり、楽しみはつきません。ここでは各系統についてご説明したいと思います。
江戸系肥後系伊勢系欧米系
江戸系image肥後系image伊勢系image欧米系image
一般には性質は強健で葉先より花がぬきんでて咲くのが特徴。庭園に群生させ鑑賞したり、つぼみの形が美しいので切り花として栽培されているのもこの系統です。花の形は江戸好みで粋なものが多く、色彩においても芸が細かく、変化に富んでいます。江戸系は国内の3系統の中で最も多い割合を占めています。1〜2輪の鉢植えはもとより、特に平咲きを中心にした群落の美しさは格別です。江戸系をもとに、本来室内観賞用として花と葉のバランスを考えて改良されたもので、花の形は豪華で雄大なものです。他の系統にない美しさがあり、咲き始めからしぼんでしまうまで、花が見せる変化の美しさを「動花」と言い、この系統の大きな楽しみの一つです。花の色は本来濃色か純白とされていましたが、現在は多種多様なものが開発されています。伊勢松坂地方に自生していたトントン花(ノハナショウブの一種)をもとに改良されたものが伊勢系・三英で、深く垂れて葉先に隠れた位置に花が咲くものが良いとされています。現在は濃色のものよりも淡色のものが多く、特に桃色が多くなっています。花弁のちりめん状の変化も特徴の一つで、気品のある優雅な姿が最大の魅力です。日本の花しょうぶがアメリカやドイツなどに渡り、欧米で品種改良されたものです。一般に背丈が高く、花が大きいものが多いく、日本の在来種にはないエキゾチックな雰囲気がとても魅力的です。
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