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害虫防除
春になりだんだん暖かくなるとともに剣のような芽が伸びてきます。その時、注意しないといけないのが「害虫」です。せっかく冬を越したしょうぶを害虫にダメにされないように気をつけましょう。害虫防除の方法を以下にご紹介します。
害虫の名前と特徴防除方法
●ニカメイチュウ
長さ2〜5ミリ・ベージュ色のイモ虫で、地表ぎわの葉のカナメの奥にひそんでいます。春先と初夏に特に害をもたらします。葉を裏側にひっぱってみると粘液が生じているのがわかります。
苗が少量ならば、探し出して駆除すれば完全です。薬剤を使用するならば春先と初夏にダイヤジノンなどを数回散布するのが効果的でしょう。
●ヨウトウムシ
夜になると出てきてツボミを食べてしまいます。
夜に明かりをつけて駆除するのが確実です。また、根元の土にオルトラン粉剤をまぜておくのも効果的です。
●ネキリムシ
乾燥地で育てる場合に、夏の根茎を食い荒らします。
地表にヘプタクロール粉をまいておくと効果的です。
●アカダニ
ごく小さな虫で葉を汚くします。
浸透殺虫剤(エカチン、ニマルヨンなど)を少量地中に埋めておけば万全です。
●ゴマムシ
春に新芽がのび始めた頃、芽先について汚いスジをつけて、捕ろうとするとピンと跳ねて逃げる黒くて小さな虫です。
粉末の殺虫剤をまけば簡単に退治できます。
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