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植え方・育て方
植える時期
植え方のポイントに注意すれば1年中いつでも植えることが出来ますが、花が咲き終わった直後が最適のようです。夏の暑い頃はできるだけ避けて、秋の涼しい頃が一番適していると思われます。また、ポット苗の場合なら1年中いつ植えてもうまくいきます。
植え方
花しょうぶは深植えを最も嫌います。葉と根茎の境目が地表から1センチ位の浅植えにするのがポイントです。鉢植えの場合は初めは葉が30センチ位残るように切り、3号鉢に植えてやりましょう。土の表面に木屑などを敷いて表面が乾かないように工夫しましょう。そして、秋になったら6号鉢などの大きめの鉢に定植してやる事をおすすめします。

深植え禁物正しい植え方正しい植え方2

日当たり
花しょうぶは日当たりをとても好みます。半日以上日のあたる場所が適しているでしょう。
用　土
普通の草花が育つ土ならば、田土・赤土などでも育ちます。小砂まじりの粘質土ならば理想的です。また、腐葉土はあまり良くないようですので注意しましょう。
水（花壇の場合）
花壇の場合は植えてから半月位は乾かないように注意してください。よく根付けば数日水を忘れても大丈夫です。
水（鉢植えの場合）
プール鉢植えの場合は深さ2〜3センチの浅いプールを作って、そこに浸けておくのが一番手軽な方法です。そうでなければ、なるべく水を切らさないように注意が必要です。
肥　料
バラや球根と違いますので元肥は絶対にやらないでください。植えてから3〜4週間で根付きます。この頃からなるべく有機質（油かす等）のものを9月〜11月にかけて十分に与え、葉を繁らせてください。春になるとあまり与えない方が良いでしょう。
冬場の世話
花しょうぶは寒気にはとても強く、いくら凍っても心配いりません。花壇のものは露で株が浮き上がらないように簡単な覆いをしてやれば大丈夫です。鉢植えのものは鉢が割れないように、また土がなるべく一定の湿気を保ち続けるように注意してください。
春から開花まで
暖かくなるとともに剣のような芽が伸びてきます。冬場に施した囲いを取り、灌水と害虫に注意してください。（害虫についてはこちらを参考にしてください）春の肥料は少量にとどめる方がのびのびと大きな花を咲かせることが出来るようです。
大鉢への定植
大鉢への植え方順調に育ったら大きな6号鉢などに植え替えてやりましょう。この時仮植鉢の土も付けたままで、大鉢の中央に埋め込んでやるようにしましょう。
株分けのすすめ
2〜3年に1回は開花の後に株分けをしてあげるとより長くお楽しみいただけます。
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